弱小ブロガーでもマイナー記事は検索エンジン上位に表示される話
先日書いた記事が検索の上位に表示されました。上から3つ目です。今日はマイナー記事を書くメリットなどについてお話します。(2017年 5月27日)
1:競争率
まず、この記事が上位に表示されたのは、内容が良かったとか、多くの人に読まれたとかではなく、この内容についての競争率が低いことが大きな原因です。
この記事を書こうと思ったのは、僕がヴォルカニックバージェストマというデッキを作ろうとするに際して、参考にするデッキがネットであまり見つからなかったことを思い出したからです。自分で改良したデッキを他の人が少しでも参考にしてくれることを目的として書きました。
例えば「ブログ」で検索上位に入りたいと思えば、検索上位に表示されるアメーバブログを利用している市川海老蔵さんや、小林麻央さん、辻希美さんといった芸能人の方々と肩を並べる必要があります。「ブログ」で検索すると14億5000万件のサイトがヒットします。14億5000万件の中で、上位に表示されるのは至難の業です。ブログと検索してもはてなブログでさえ3ページ目に表示されます。つまり検索上位に入ろうとしても、井の中の蛙記事になってしまう可能性が極めて高いのです。
「ブログ」で検索した上位3件
「遊戯王」で検索上位に入りたいと思えば、「ブログ」よりかはまだ簡単かもしれませんが、これも中々難しいです。なぜならオフィシャルサイトやまとめサイトが軒を連ねているからです。
また、競争率が高い記事は多くの人が更新したり、新たな情報を加えたりしているので、一度検索上に表示されても、時間が経てば2ページ目、3ページ目と段々読まれなくなります。ブログ界で言えば、デザインやお金の話、アクセス数アップの記事等です。
2:ターゲットを絞る
そこで必要となってくるのがターゲットを絞ることです。ターゲットを絞っていき、読者が求めているであろう情報だけを書きます。検索上位を手っ取り早く狙うには、なるべく作成されているサイトが少ない内容を書く必要があります。実際に検索してみて、何件検索したサイトが出てくるのかを見るとよくわかります。1万件以下なら、検索上位に引っかかる可能性が非常に高いです。
実際に表示された件数
3:需要と供給
しかし、当たり前ですが需要が無ければ意味が無いです。例えば、上の画像でもあるように、僕のブログを探し出すには「はてなブログ 空腹は最高の調味料」と検索すれば、1件目に出てきます。しかし、僕は芸能人ではないので、名前やサイト名で検索される可能性は無いのです。需要が無いものに供給しても意味はありません。
対して、僕が先日書いた記事である「ヴォルカニックバージェストマ」のデッキレシピを検索上位に表示するには、「ヴォルカニックバージェストマ レシピ」と検索すればいいのです。
実際僕もヴォルカニックバージェストマのデッキを作ろうとしていた時、このように検索して、色んなサイトを参考にしていました。もちろんそのサイトには、はてなブログも含まれていました。なので、タイトルを読者目線で考えることが重要になってきます。
例えば、先日の記事のタイトルを「僕が使っているデッキの紹介」にしたとしましょう。このタイトルの何がいけないのでしょうか?問題は検索に引っかかりやすいワード、キーワードが無いことです。可能性があるのはデッキですが、遊戯王のデッキなのか、他のカードゲームのデッキなのか、シャドウバースのデッキなのか、分かりません。遊戯王のデッキと分かっても、どんなデッキなのかが実際に見てみないと分かりません。
紹介記事ならば、何を目的としていて、誰に読まれたいのか、読者はどのワード、キーワードを使って調べるのか、といったことを考慮してタイトルを決めなければなりません。それに加えてマイナーな記事で勝負したい場合、ライバルが少なそうな記事にする必要もあります。
僅かながらでも需要がある記事を作ることを心がけます。そして需要が少ない内容には、供給も少ないものです。また、需要が少ないことを調べようとしている人は、その内容について多くの情報を欲していること可能性が高いです。
つまり、1番目に検索表示されなくても、読まれる可能性が高いのです。
4:マイナー記事を書くメリット
- 検索で上位に表示されやすい
- 弱小ブロガーでも読んでもらえる!かもしれない
- 長い期間読まれやすい
- 1番上じゃなくても、1ページ目なら読まれる可能性が高い
- 新規のライバルが少ない
- 海老蔵さんと争わなくて済む